日本オラクルは4月5日、セガが基幹業務システムの全面刷新にあたり、同社のERP製品「Oracle E-Business Suite R12.1」を採用したと発表した。同システムは、2013年春に本番稼働を予定しており、システムの基本設計から構築作業は、新日鉄ソリューションズが担当する。
セガは、事業環境の変化に迅速に対応するためビジネスの状況をリアルタイムに把握し、グローバル経営の基盤として迅速かつ適確な経営判断を促すグループ経営基盤の構築を目指し、基幹システムの全面刷新を計画した。今回、グローバルビジネスや変化への対応力と情報の一貫性を重視した提案を高く評価し、同製品の導入を決定した。
新基幹システムはOracle E-Business Suite R12.1を活用し、財務会計、調達管理、生産管理、販売管理、在庫物流管理の業務を網羅し、セガ本社と国内子会社約1,200名のユーザーを対象に展開する予定となっている。