EMCジャパンは、ネットワーク機器構成の管理製品「EMC IT Operations Inteligence Network Configuration Manager」を4月4日より販売開始した。
同製品は、インフラストラクチャ監視・管理製品ファミリー「EMC IT Operations Intelligence」の1製品で、同ファミリーのインフラストラクチャ監視製品と連携し、管理対象機器の情報の自動的な同期や、共通のユーザーインタフェースを提供する。
主な機能として、ネットワーク機器構成の自動取得、版数管理、エラーチェック、ポリシーベースのコンプライアンスチェック、セキュリティの脆弱性レポートなどに基づくセキュリティの状態監視、変更管理における承認、実施のワークフロー、変更作業ウインドウ、スケジューリング機能などを備える。
構成変更管理作業の自動化により、従来の手動による変更作業に比べ、プロセスの自動化などを含めると95%以上の作業効率が向上し、従来33時間かかっていたパスワードの一括変更が12分に短縮され、複数のインタフェースのQoSの適用時間が45時間から2時間に短縮されるという。
追加パッケージとして、脆弱性のチェックと対処の策定を自動化し、レポートを生成する「EMC ITOI Network Configuration Manager Network Advisor」が同時発売された。両製品を併用することで、セキュリティの脆弱性の検出、対処の策定、実施の自動化が可能になる。
価格は150万円からとなっている(税別、ネットワーク機器50台の構成変更管理の場合)。