本体カラーはオーソドックスなマットブラックと、最近のデバイスカラーとして人気のあるパールホワイトに加えて、鮮やかなビビッドピンクも用意されている。いずれもフロント部のディスプレイベゼル部分はブラックだ。ベゼル下部にメニュー、ホーム、リターンという3つのタッチキーが配置されていて、上部にはインカメラが埋め込まれているという、オーソドックスなAndroidタブレットスタイルのデザインとなっている。

女性が片手で楽に持てるサイズだ

充電用のACアダプタとUSBケーブルが付属する

DHCやニッセンなどでの買い物を促すアプリがプリインストールされている。試用機はアプリ搭載モデルであるため、キングソフトの各種アプリもインストール済だ

女性が好みそうな鮮やかなビビッドピンクという色に、女性の手でも無理なく片手で持てるサイズ。これに加えて、もう1つ女性向けと感じさせられる部分がある。それはプリインストールされているアプリ群だ。アイコンリストを見ると「DHC」、「ニッセン」、「HOT PEPPER」、「じゃらん」、「タウンワーク」、「カーセンサー」といった、あまりプリインストールアプリとしては見かけないものが並んでいる。

「DHC」のアイコンをタップすると、公式オンラインショップが開く

ニッセンはショッピングアプリとカタログアプリの両方が入っていた

実際に起動してみると、ブラウザで当該サイトを見る形になるものもあれば、専用アプリが起動するものもある。どれも同じなのは、中で広告が表示されたり、実際に直接ショッピングができたりする部分だ。

実はスペックに見合わない低価格のネタがここにある。いわゆる「広告モデル」を採用しているのだ。端末を通した買い物を促進することで広告収入を得るかわりに、端末自体は安価に販売しようというのが「eden TAB」ということになる。