アルバネットワークスは3月5日、企業ネットワークでのモバイル・デバイスのプロビジョニングを自動的に実行するアクセス管理システム「Aruba ClearPass」を発表した。2012年4月より提供が開始され、販売価格は最小構成(5,000エンドポイントまで対応するアプライアンス構成)で299万9,000円~。

ArubaのClearPassは、Windows、Mac OS X、iOS、Androidの各デバイスに対応し、デバイスの自動プロビジョニング機能に加え、ネットワーク・アクセス管理機能を備えており、ポリシー管理やデバイスのヘルスチェックを自動的に確認できる。

あらゆるデバイス、あらゆるネットワークに対応がコンセプト

この製品には、BYODワークフローに必要なコンポーネントが含まれており、1つのプラットフォームであらゆるデバイスを管理できるという。さらに、以下の追加機能のライセンスを同じプラットフォームに付与することが可能だ。

•デバイスの自動プロビジョニング:VPN、電子メール、およびネットワーク・セキュリティ設定の自動設定、エンタープライズ・アプリケーションの配信、およびデバイス・アクセス権限の取消(オプション)

•モバイル・デバイスのセルフサービス・ネットワーク構成:デバイスの802.1Xネットワーク・セキュリティ設定のクラウドベースのセルフ構成

•デバイスのプロファイリング:デバイスの正確な特定による、デバイスの種類と所有者に基づいたセキュリティ要件の決定およびポリシーの適用

•デバイスのリスク管理:モバイル・デバイスがネットワークにもたらすリスクの評価、リスクのレベルに応じたアクセス制限、障害が起きたデバイスの修正

•ゲスト・アクセス:完全に自動化された登録ワークフロー、詳細レポート、および安全なゲスト管理とターゲティング広告の表示