Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2012年2月のモバイル/タブレットブラウザシェアが発表された。1月よりSafariとAndroidが再びシェアを増やしていたが、2月も同じ傾向となった。特にSafariは+6.34%もシェアが上がっており、モバイルブラウザにおける地位をさらに高めている。

また、これまで下落傾向ながらも2位のシェアを持っていたOpera MiniがついにAndroidブラウザに抜かれている。Androidブラウザは、1月の時点でOpera Miniに対して1.8%の差に迫っていたが、2月に入って一気に逆転し4.2%も差が開いた。

2012年2月モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年2月モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2012年2月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年2月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 ブラウザ シェア 推移 備考
1 Safari 61.19% 強く増加。成長傾向
2 Android Browser 18.62% 3位から2位へ。成長傾向
3 Opera Mini 14.42% 2位から3位へ。減少傾向
4 BlackBerry 1.72% 5位から4位へ。減少傾向
5 Symbian 1.48% 4位から5位へ。減少傾向
6 Opera Mobile 0.53% 微増
順位 バージョン別ブラウザ シェア 推移 備考
1 Safari 5.1 35.61% iOS5の影響とみられる。上昇傾向
2 Safari 5.0 21.14%
3 Android Browser 4.0 18.29% 成長傾向に戻る
4 Opera Mini 4.2 5.02%
5 Safari 4.0 2.78% 6位から5位へ。減少傾向
6 Opera Mini 4.1 2.68% 5位から6位へ。減少傾向
7 BlackBerry 1.72% 8位から7位へ。減少傾向
8 Opera Mini 5.1 1.68% 9位から8位へ。減少傾向
9 Opera Mini 4.4 1.50% 10位から9位へ。減少傾向
10 Opera Mini 6.5 1.50% 11位から10位へ。減少傾向
11 Symbian 1.48% 7位から11位に転落。大幅に下落

バージョン別に見ると、Safari 5.1のシェアが急激に伸びている。これまでも上昇傾向にあったが1月の時点より+10%近く成長している。これはiOSのアップグレードが進みSafari 5.1への移行が進んだ結果もあるが、Safari 5.0の下落が-2.67%となっていることから、それ以上にiOS搭載デバイスのシェアが伸びたことを示している。

Opera Miniはどのバージョンも減少傾向にあり歯止めがかかっていない状況だが、2月末にモバイル向けに最新ブラウザが公開されており、3月に盛り返す可能性がある。減少傾向にあったBlackBerryやSymbianはさらにシェアを落としている。特にSymbianは-1.35%もシェアを落とし、リスト中で最下位に転落している。