ネットギアジャパンは、12ポートおよび24ポートのIEEE802.3at PoE+に準拠したL2ギガビットフルマネージスイッチ計4機種を、3月より販売開始すると発表した。
今回の新製品は、全ポートがPoE+対応のほか、PoEパススルー機能を搭載、最大12ポートまでファイバーを利用できるほか、L2スイッチ機能に加えてVLAN間ルーティング、スタティックルーティング(L2+)をサポートしており、ダイナミックルーティングを使用しない場合のL3スイッチの導入を不要にする。
新たに販売されるのは以下の4機種。
・PoE+対応12ポート L2ギガビットフルマネージスイッチ『GSM5212P』
価格:276,150円
・PoE+対応12ポート L2ギガビットフルマネージスイッチ『GSM7212F』
価格:183,750円
・PoE+対応12ポート L2ギガビットフルマネージスイッチ『GSM7212P』
価格:195,300円
・PoE+対応24ポート L2ギガビットフルマネージスイッチ『GSM7224P』
価格:228,900円
『GSM5212P』は、ギガビットポート×12とSFPスロット×4(RJ-45とのコンボポート)を搭載し、ポート1とポート2にPoE/PoE+受電機能を装備。アグリゲーションスイッチがPoE給電対応の場合、ワイヤリングクローゼットから電力を受け取ることができると同時に、『GSM5212P』はその受け取った電力を中継して、PoE/PoE+給電機能を備えたポート3~ポート12 に接続したVoIPフォンなどのPoEデバイスに電力の再配分を行うことができる。この「PoE パススルー機能」を新たに搭載したことにより、今までPoEスイッチから100mまでの距離に設置するのがせいいっぱいだった監視カメラなどのPoE受電機器を、さらに100m遠い場所に設置することが可能となっている。
『GSM7212F』は、ギガビットポート×12とSFPスロット×12(RJ-45 とのコンボポート)を搭載。ポート1~ポート4がPoE+に対応しており、IPカメラなどのPoE受電デバイスに1ポート最大30Wの給電が可能(最大150W)。
『GSM7212P』は、ギガビットポート×12とSFPスロット×4ポート(RJ-45 とのコンボポート)を搭載、『GSM7224P』は、ギガビットポート×24とSFPスロット×4(RJ-45 とのコンボポート)を搭載する。それぞれ、全ポートがPoE+に対応しており、1ポート最大30Wの給電が可能。