日本気象協会は2月9日、大量の積雪による事故や被害が相次いでいることから、「積雪に関する知識の普及や大雪による被害防止」に役立つ資料を公開した。「雪の重さを考える」と題された資料は、積雪の重さやその変化を解説する内容となっており、PDFで公開されている。

公開された資料は全4ページ。まず、2006年の豪雪時における新潟県十日町のアメダスデータと、今年の積雪深を比較。その上で、1立方メートの雪の重さがどれぐらいの重量であるかを乾いた雪と湿った雪で解説し、軽自動車(全長3.4m、全幅1.48m、重量800kg)を例に挙げて、「建坪20坪の家で約50cmの雪は13台の自動車が屋根に載っているということになる」など、雪の重さを身近な例で実感できる内容なども取り上げている。

資料の全文は、日本気象協会のWebサイト(PDF)で閲覧できる。