マカフィーは2月2日、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末に対応する総合セキュリティソフト「マカフィー モバイル セキュリティ2.0」を発表した。最新版では、「ユーザーの個人情報にアクセスするアプリの安全性を評価する新機能を装備している。

同製品は、ウイルス/スパイウェア/フィッシング対策のほか、不審なプログラムからの保護、Webサイトの安全性評価、バックアップおよびリストア機能、位置検索機能、リモートでの端末のロック/データ消去機能などを備える総合セキュリティソフト。同社のグローバル脅威情報サービス「McAfee Global Threat Intelligence」と連携して最新の脅威を検出し、端末のセキュリティを確保する。

バージョン2.0のAndroid版では、連絡先データや位置情報、端末のステータスやIDといった、重要な個人情報にアクセスするアプリの安全性評価が可能になった。また、拒否したい電話、SMS、テキストメッセージなどをフィルタリングにより容易にブロックできる。

Androidのほか、BlackBerry、Symbian OSに対応する。価格は2980円で、試用版のダウンロードが可能。

セキュリティスキャンのほかに端末データのバックアップやロックも可能

アプリの安全性評価を行い、個人情報の機密性を確保する