ラネクシーは、PC操作ログをカーネルレベルで収集、保存、分析するログ管理ソフトウェア「MylogStar 2.5 Release 9」の販売を開始すると発表した。価格は1,000クライアントの場合、標準版で798万円程度。

MylogStarは、企業内のサーバ、クライアントPCの操作ログを取得することで、不正行為や情報漏洩の流出経路を「見える化」し、業務プロセスの改善に有効活用できる統合ログ管理システム。

MylogStar 2.5 Release 9では企業におけるシンクライアント環境の増加に伴い、VMware 及び Citrix Systems における仮想化ソリューションの最新バージョンへの対応を可能とした。これにより、現在市場で主流となっているシステム構成での情報漏えい対策や業務最適化の実現がより確実なものとなる。

「MylogStar」5つの特長

同製品が、新規にサポートを開始する環境は、仮想化環境では、VMware View 5、Citrix XenDesktop 5.5、Citrix XenApp 6.5、VMware ESXi 5、Citrix XenServer 6.0。対応するサービスパックは、SQL Server 2008 SP3、SQL Server 2008 R2 SP1。

また、今回のバージョンより、MylogStarの低価格版「MylogStar 2.5 Light」においてインターネットログの取得・閲覧、検索機能アドバンスドモード、串刺しログの閲覧、システム日付制御、データ連係をはじめとした機能の利用も可能となる。