日立ソリューションズは1月10日、ファルコンストア・ジャパンとバックアップ/リカバリ製品「FalconStor Version7 プロダクトスイート」の販売代理店契約を締結し、同製品と同社のプライベートクラウド「SecureOnline出前クラウドサービス」を組み合わせ、ディザスタリカバリを実現するソリューションを1月11日から提供すると発表した。価格は個別見積り。
今回、同社が提供開始するソリューションは、ファルコンストアの「FalconStor CDP」をベースに、障害発生時の代替サーバを従量課金の「SecureOnline出前クラウドサービス」で構築するもの。
FalconStor CDPは、サーバに負荷がかからないサイズに分割してバックアップデータを転送し、ネットワークで接続された本番サーバとバックアップサーバの差分を常時自動的に取得できるため、障害発生時の代替サーバへの切り替えを短時間で実現する。
SecureOnline出前クラウドサービスは、クラウド基盤を構築するために必要なブレードサーバ、SANストレージ、ネットワーク機器、管理コンソールをすべてラックに収容したうえで、仮想化ソフトの設定まで完了して貸し出す。