富士通は12月20日、アプリケーションサーバの最新版「Interstage Application Server V10.1」の販売を開始すると発表した。

同製品はJava EE 5、J2EE、COBOL、C言語に加え、Javaの最新規約であるJava EE 6をサポートしており、複数言語で開発されたアプリケーションを1つのアプリケーションサーバ上で同時に実行できる。また、既存システムに手を加えたり、業務の運用を変えたりすることなく、既存業務と最新のJava EE 6によって開発したアプリケーションの実行を可能にする。

「Interstage Application Server」の概要

スマートフォン、タブレット端末などスマートデバイス用のアプリケーション開発フレームワークであるオープンソース「jQuery Mobile」もサポートしており、iOS、Android、Windows Phoneを搭載する各種デバイスで稼働可能なWebアプリケーションを開発・実行できる。

同製品の各モデルと価格は、「Interstage Application Server Standard-J Edition V10」が 55万から、「Interstage Application Server Enterprise Edition V10」が 280万から、「Interstage Web Server V10 Windows」が12万からとなっている(すべて税別)。