ネットエイジアと第一生命経済研究所は11月14日、15歳~44歳の男女で「ブログ・ツイッター・ミクシィ・フェイスブックのいずれかを使っている」と答えた携帯電話ユーザー1,020名を中心に実施した「ブロガー・SNS利用者の『対人距離感』」の結果を発表した。

今回の調査対象者の内訳は、ブログ利用者が56.0%、ツイッター利用者が35.9%、ミクシィ利用者が58.0%、フェイスブックが利用者12.4%となっている(複数利用者が含まれるため、合計値は100%にならない)。

ブログ・SNSの利用状況 資料:ネットエイジア/第一生命経済研究所

通信機器の利用状況は、スマートフォンを除く携帯電話(いわゆるフィーチャーフォン)が最も多く、これにノートPC、デスクトップPCが続いている。iPhoneとiPhone以外のスマートフォンを利用している割合は9.0%(男性11.6%、女性7.6%)だった。

同調査では、インターネット上に公開している情報を、個人情報に関するもの、感情、情報とに分けて尋ねている。

個人情報については、「実名(本名)」公開が最も多いのはフェイスブックで、これにミクシィが続いている。「自分の写真(本人が特定できるもの)」の公開も、フェイスブックが46.0%で他に比べて高く、これにミクシィが続いている。知り合いやその知り合い辺りとつながるケースの多いフェイスブックでは、個人情報の公開度合いが高いようだ。

公開している自分の情報 資料:ネットエイジア/第一生命経済研究所

感情については、フェイスブックでの公開がどれも最も低いという結果が出た。「自分がうれしかったことについて」については友人への公開が最多で、ミクシィへの公開がこれに続いている。「自分がじまんしたいことについて」「自分が悲しかったことについて」は、フェイスブック以外はいずれも50%台が公開するとしている。「自分が感じたさびしさや孤独感について」は、ブログ・ツイッター・ミクシィへの公開が家族への公開を上回る結果となっていたが、「自分の弱みやなやみについて」は友人、家族、ブログへの公開の順で高く、フェイスブックへの公開は17.5%と低かった。

公開している自分の情報 資料:ネットエイジア/第一生命経済研究所