内閣官房知的財産戦略推進事務局はこのほど、「知的財産推進計画2011」に基づいた、クールジャパンを政府内で統一的に発信するためのロゴ・メッセージを発表した。デザインは、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏によるもの。
次のあたらしい日本へ。
日本は、もうこれまでの日本ではない。
人類史上最大級の災害を乗り越え、立ち上がることで、
さらに強く、創造的で、自信に満ち溢れた国へと生まれ変わる。
すべてが、次のステージへ。次のあたらしい夢へ。次の日本へ。

クールジャパンのロゴ・メッセージ

同ロゴ・メッセージは、2011年7月26日から8月15日の期間の公募を含む企画競争手続きにより、99案の中から関係府省および有識者による絞り込みを経て、総理によって選定された。今後は、政府においてクールジャパンに関し統一的に使用するほか、企業や団体、大学などでも活用できるように使用申請手続きを定め、知的財産戦略推進事務局にて受け付ける予定となっている。

佐藤可士和氏は、1965年東京生まれ。博報堂を経てクリエイティブスタジオ「サムライ」設立し、スマップのアートワーク、NTTドコモ「N702iD/N-07A」のプロダクトデザイン、ユニクロ、楽天グループのクリエイティブディレクションなどを手掛ける。近年では、ユニクロのグローバルブランド、CoFesta(JAPAN国際コンテンツフェスティバル)、今治タオルなど、日本ブランドやコンテンツの海外発信におけるクリエイティブディレクションにおいても活躍している。