ホンダは9月5日、成田国際空港を拠点とするハイヤー走行実証実験に燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」を提供すると発表した。

これは水素供給・利用技術研究組合(HySUT)からの要請にこたえたもので、FCXクラリティはANAより国際線旅客サービスのハイヤー車両として運用される。同車は、燃料電池電気自動車専用のデザイン、パッケージとして独自開発されたモデルで、走行中にCO2をまったく排出しない。

FCXクラリティ

ホンダは、同実証実験を通じて得られた各種データを研究開発にフィードバックし、燃料電池電気自動車の普及と量産化に向けた開発に積極的に取り組む。