Java Programming Language |
「JDK 7 Changesets Over Time」にJDK 7の開発を巡る興味深いグラフが掲載されている。JDK 7がリリースされるまでの約3年半における開発の活発さを示したグラフだ。その月にどの程度の変更が実施されたかと、変更の累積がグラフ化されている。
当初は活発に進められていたJDK 7の開発だが、OracleによるSun Microsystemsの買収が表明されたあたりから開発が徐々に鈍化していることがわかる。これが買収完了後には、逆に開発が活発になり、リリース直前の数ヵ月にはこれまでにないほど活発に開発されている。
JavaがSun Microsystemsの傘下で開発されていた当時、Javaの正式リリースが数ヵ月から年という単位で引き伸ばされることはしばしばあったが、今回のJDK 7はほぼOracleの発表どおりの日程でリリースされた。OracleがJavaに対してコミットメントを強めており、ほかのプロダクト同様にリリースエンジニアリングにも力を入れていることがわかる。
今回の確実なリリースエンジニアリングを見る限りでは、次期リリースとなるJDK 8もほぼ予定通りの時期に正式版が登場するのではないかと見られる。