クロス・マーケティングは8月3日、全国の20~69歳の男女1,000人を対象に実施した「好きなブランドからみた消費者の嗜好性に関する調査」の結果を発表した。同調査では、「カジュアルウェア」「インテリア」「腕時計」「バッグ」において、前者2つを「カジュアルブランド」、後者2つを「クラスブランド」として、好きなブランドの組み合わせを選んだ人をグルーピングしている。

好きなカジュアルウェアのブランドとインテリアショップのブランドは、下図の選択肢から選ばれた。その結果、カジュアルブランドは「ユニクロ」、インテリアショップは「ニトリ派」の多い「ユニクロ・ニトリ型」(33.2%)とインテリアショップは「無印良品」(10.1%)、カジュアルウェアは「ユニクロか無印良品」の「MUJI・ユニクロ型」の2つのグループが抽出された。

「好きなカジュアルウェアのブランド」、「好きなインテリアショップのブランド」の選択肢

各グループの特徴として、「ユニクロ・ニトリ型」は「50代以上の比較的高年齢層が多く、A型の割合が高い」、「MUJI・ユニクロ型」は「30代の割合が高く、B型の割合が高い」ことが挙げられている。最も好きなコーヒーショップは、MUJI・ユニクロ型」はスターバックスが圧倒的に人気であるのに対し、「ユニクロ・ニトリ型」はスターバックスとドトールが人気を二分しているという。日頃健康で最も気にかけている点については、「ユニクロ・ニトリ型」は「バランスの良い食事と睡眠時間」、「MUJI・ユニクロ型」は「睡眠時間と散歩、体重の維持」という回答が多い。

「最も好きなコーヒーショップ」は?

一方、好きな「腕時計」と「バッグ」のブランドは、下図の選択肢から選ばれた。その結果、「ロレックス・カルティエ・ルイ・ヴィトン型」が15.7%、「ブルガリ・タグ・ホイヤー・バーバリー型」が8.3%、「セイコー・コーチ型」(7.7%)、「シチズン・コーチ型」(7.4%)というグループが抽出された。

「好きな腕時計のブランド」、「好きなバッグのブランド」の選択肢

同調査では、4つのグループを「海外ブランド型」と「国産ブランド&コーチ型」に分けている。「海外ブランド型」は30代の割合が高く、特に「ブルガリ・タグ・ホイヤー・バーバリー型」は30代と50代が高い一方、「国産ブランド&コーチ型」は50代以上の割合が高くなっている。

最も見に行きたい世界遺産について聞いたところ、「海外ブランド型」はペルーとイタリアの人気が高く、「国産ブランド&コーチ型」はイタリアと日本の人気が高かった。

最も見に行きたい世界遺産は?