経済産業省は7月19日、東京電力・東北電力エリア内において、今夏に電力需給逼迫に関する警報が発出された際、携帯電話とスマートフォンに通知するサービスを開始すると発表した。
今夏、東京電力・東北電力管内では、政府から企業・一般家庭に対し、一律15%の節電の要請が出されている。しかし、それでも計画停電のおそれが高まった際は、政府から電力需給逼迫警報が発出されることになっている。
携帯電話で同サービスを利用する場合は、QRコードもしくはURLからアクセスして、通知を受け取りたいアドレスを登録する。登録したアドレスには、計画停電を実施する可能性がある日の前日18時に電力需給逼迫警報が発出された時に、需給逼迫に関する通知と事前に登録した節電アクションが配信される。
スマートフォンで同サービスを利用する場合は、専用アプリ「節電アクション」をApp Store、Android Marketからダウンロードする。同アプリでは、以下の情報を提供する。
- 電力需給逼迫警報が発出された際(前日18時と当日8時30分など)や解除された際の通知
- 計画停電実施の通知
- 電力使用率に応じた自動通知
→使用率が97%を超えた際の自動通知、使用率が92~96%になった際、ユーザーが設定した数値で自動通知
- 過去の電力使用量をアーカイブする「節電カレンダー」機能
- 節電アイデアを写真投稿できる「節電スナップ」機能
- でんき予報などの通知機能