NTTPC コミュニケーションズは、タブレット端末をはじめとしたモバイル端末(スマートフォン・ノートPCなど)から、安全に社内ネットワークに接続するためのソリューションとして、スマートデバイス管理機能、シンクライアントサーバ機能、機体認証機能を9月1日から順次提供すると発表した。
今回新たに提供される3つの機能は、法人向けトータルVPNソリューションであるMaster'sONEサービスの追加機能である「Master'sONE タブレットモバイルソリューション」として提供されるもの。社内ネットワークへの接続サービスである「Master'sONE セキュアリモートアクセスプロトコルフリー接続サービス」や「Master'sONE セキュアモバイル定額通信サービス」を基本サービスとし、モバイル端末のビジネス利用時や導入時にネックとなる、セキュリティ課題を解決するためのサービスとして提供される。スマートデバイス管理機能、シンクライアントサーバ機能は9月1日から、機体認証機能は今秋提供予定。
スマートデバイス管理機能では、スマートフォンやタブレット端末に対して、遠隔操作でデータ消去・遠隔ロックを行え、アプリケーション制限やネットワーク設定など、遠隔操作で端末内の利用制限やステータス確認を行える。料金は月額315円/ID。 シンクライアントサーバ機能は、タブレット端末からWindowsアプリの使用や、自席PCとのファイル同期など、モバイル環境から社内業務を行える機能。この機能は、XenDesktopによる帯域圧縮でモバイルに最適化したICAタイプで提供される。月額料金は1,800円/ID~(100ID以上の場合)。
機体認証機能は、管理者が認定した正規の端末のみを情報システムにアクセスさせることができる認証機能で、「ワンタイムパスワード機能」と合わせ二要素認証を実現できる。
なお、これらの機能を利用するには、別途Master'sONEネットワーク契約が必要。