スパイアは7月14日、GoogleとYahoo!JAPANのユーザーに関する調査結果を発表した。
調査は、5月20日から5月23日にかけて実施。他のインターネット利用者結果をもとに、「Googleだけ利用している」と「Googleの方が多く利用する」の500サンプルをGoogleユーザー、「Yahoo!JAPANだけ利用している」と「Yahoo!JAPANの方が多く利用する」の500サンプルをYahoo!JAPANユーザーと位置づけ、計1000サンプルを性/年代の均等割り付けで集計したという。
調査結果によると、男性では、GoogleとYahoo! JAPANのユーザーがほぼ同数。女性では、Yahoo! JAPANユーザーがGoogleユーザーの倍以上になるという。また、男女とも若年層ほどGoogleユーザーが多い傾向にあり、20代男性に関しては、前世代/年代の中で唯一Googleユーザー数がYahoo! JAPANユーザー数を上回った。
それぞれのユーザーの志向性に関しては、以下のように説明されている。
モノに対する考え方やライフスタイル
Googleユーザーは、「価格は商品に見合っていればよいと思う」、「デザインにこだわって選ぶ」などが多く、自分が「良い」と思ったものを長く使いたい傾向があり、「そのためには価格が上がっても構わない」と考えるユーザーが多くを占める。一方、Yahoo!JAPANユーザーは、モノや生活に対するこだわりはあまり持っていない傾向があり、「価格はできるだけ安いほうがいい」「毎日規則正しく生活したいと思う」との考えが多いという。
モノ購入時について
Googleユーザーはモノを購入する際、「PCサイトの情報」を参考にする傾向が極めて強い。Yahoo!JAPANユーザーはモノを購入する際、「テレビ」を参考にする傾向が強い。
スマートフォンの利用状況
スマートフォンの保有者はGoogleユーザーが5.6%多い。また、GoogleユーザーはYahoo!JAPANユーザーに比べ、1時間以上の長時間利用者が15.2%多い。
ブラウザの認知・使用状況
Googleユーザーは認知/使用共に複数ブラウザを選択。Yahoo!JAPANユーザーは「Internet Explorer」利用者だけが突出して多い。
ソーシャルメディアの利用状況
「ブログ」「Twitter」「mixi」でGoogleユーザーがYahoo!JAPANユーザーを大きく上回っている。