ブイキューブは、PGiブランドで電話会議サービスを提供するプレミアコンファレンシングとビジネス提携し、ブイキューブが提供しているV-CUBEミーティングとV-CUBEペーパーレスの2製品に、PGiの電話会議サービス機能を追加すると発表した。年内には標準機能として提供される予定。
また、プレミアコンファレンシングは、ブイキューブ製品を販売・サポートする代理店として、ブイキューブの全製品を市場展開する。
ブイキューブが提供するWeb会議システムでは、音声通話にVoIPを利用しているが、通信環境がよくない地域では、音声が途切れるなどの問題が発生していたという。そこで、製品に電話による会議機能を組み込み、より安定した音質での会議を可能とする。とくに、インフラが整備されていないアジア地域での展開を考えている同社にとっては、大きな課題がクリアされることになる。また、海外展開する上でPGiのグローバル販売網を利用できる点も大きいという。
プレミアコンファレンシングでは、日本の13都市(東京、大阪、札幌、仙台、千葉、立川、横浜、浦和、静岡、富山、名古屋、広島、博多)、および海外45カ国、66都市に電話会議用のローカルアクセス番号を持っており、59カ国の国際フリーダイヤルアクセス番号と合わせて利用できる。機能統合後は、これらを利用した電話会議が可能になる。
ユーザーはVoIPと電話のいずれかを選択できるほか、ハイブリッドで利用することも可能になるという。
ブイキューブ 代表取締役社長 間下直晃氏は、「VoIPには限界があり、100kbpsだと音声が途切れてしまうが、電話であればクリアな電話会議を行える。電話というレガシーで安定した技術を組み合わせることで、幅広い地域でコミュニケーションを提供できる」と語る。また、同氏は提携による売り上げ増について、「来年度の売り上げ目標である32億を達成する上で重要な要素となる(今年度の売り上げは23億円)」とした。
一方、プレミアコンファレンシングでは、今回の提携により、Web会議システムで国内シェアNO.1の製品をラインナップに加えることができるメリットがある。プレミアコンファレンシング 代表取締役副社長 宮地孝幸氏は「これまで、他社のWeb会議システムを10年以上販売しているが、お客様からブイキューブの製品を購入できないのかという問い合わせ数多くあった。今後は、そういったお客様にも製品を提供できる」と語った。
今後は、両社それぞれの販路を使って、日本と中国を中心に、海外展開を図る日本企業を対象に製品を販売していくという。