リコーは、工事不要で既存の蛍光灯器具に取り付けることが可能な直管形LEDランプ「クラーテ Pシリーズ 40形」を7月末に発売すると発表した。価格は22,000円(税別)。また8月には、「クラーテ Pシリーズ 20形」の発売も予定している。
夏場の電力不足によりLEDへの注目が高まっているが、LEDランプへの交換には機器自体の交換が必要がため、工事費が大きな課題となっている。「クラーテ Pシリーズ 40形」の特徴は、グロー式やラピッドスタート式、インバータ式の蛍光灯器具から蛍光管をはずして、そのまま取り付けることが可能な点。また、空気浄化、抗菌、防汚、脱臭に効果を発揮する光触媒を採用しているという。
定格寿命は40,000時間で、消費電力は、グロー/ラピッド1灯の場合が26W/本、ラピッド2灯の場合が30W/本、インバータの場合が15~34 W/本。
リコーは新規事業として、エコソリューション事業を立ち上げており、「クラーテ Pシリーズ 40形」はその第一弾となる商品。リコーでは、40形と20形を合わせて、2011年度に100万本の販売を見込んでいる。また、今後は、110形の直管形LEDランプや灯具一体型のタイプなども順次発売を予定している。