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開発段階にあるFirefox 7のアドレスバーの表示が変更された。これまでFirefoxのアドレスバーは「http://」をかならず記載していたが、Firefox 7ナイトリーの最新版からは表示されなくなっている。この方法はChromeとOperaが採用している方法と同じ。なお、Operaではhttp://は表示されていないものの、アドレスバーにフォーカスが当たるとhttp://が表示されるというハイブリッド方式を採用している。

Firefox 7ナイトリーのアドレスバー。http://が表示されていないことがわかる。

Firefox 6オーロラではhttp://は表示されている。

Chromeのアドレスバーではhttp://は表示されない。

Operaのアドレスバーも同様に表示されないが、アドレスバーにフォーカスが当たるとhttp://が表示される。

https://に関してはセキュリティの観点から非表示化は実施されず、そのまま表示される。これはChromeと同じ。Operaではhttps://も非表示にする仕組みになっているが、本来https://が表示される場所に「(鍵アイコン)安全」といった表示がなされ、かつ、アドレスバーにフォーカスが当たるとhttps://が表示される仕組みを採用している。

https://に関しては従来のまま表示される。

Chromeにおいてもhttps://は表示される。

Operaではhttps://の代わりにアイコンが表示されるほか、アドレスバーにフォーカスが当たるとhttps://が表示される仕組みになっている。

残りの主要ブラウザであるIEとSafariはまだこうしたアドレスバーにおける略式表記は採用しておらず、従来通りhttp://およびhttps://はそのまま表示されている。それでもIE9はドメイン部分が強調され、それ以外の部分がグレーで目立たない色になるなど、現在どのサイトにアクセスしているのかわかりやすいようにする機能が追加されているが、Safariは色の濃淡もなく以前通り通常の文字でアドレスが表示されるだけとなっている。