NECは6月13日、建築・石油・エネルギー・不動産・環境エンジニアリングなどを手がけるブラジル大手企業グループ「オーデブレヒト」の傘下で都市開発を進める「アリーナコンソーシャム」と協力し、ブラジルの中核都市ペルナンブッコ州の州都レシフェ市近郊で計画されている、スマートシティ開発プロジェクトに参画すると発表した。
同地域は2014年開催予定のサッカーワールドカップのための競技場の建設が予定されており、ペルナンブッコ州はその周辺地域をイベント終了後も継続して発展できる次世代スマートシティとして都市開発することを計画している。
NECはアリーナコンソーシャムと共同で、「クラウドコンピューティング等を活用した電子政府」「インテリジェントエネルギーシステム」「さまざまな大規模イベントに耐えるICTインフラの構築」といったインフラに取り組む。