NHKは6月2日、省エネルギー対策として、菖蒲久喜ラジオ放送所に大規模な太陽光発電システム「メガソーラ」を導入することを発表した。
菖蒲久喜ラジオ放送所は日本最大級の送信電力で、ラジオ第1放送(R1)、第2放送(R2)を関東・甲信越を中心に、北方向は宮城県の一部から、西方向は愛知県の一部まで放送している。カバーエリアは、全国総世帯の4割に相当する約2,000万世帯。
今回導入するメガソーラは2メガワット級(2,000kW)の太陽光発電システムで、今年度から2年計画で整備していく。今年度末には1メガワットの整備を完了し、最大発電時に菖蒲久喜ラジオ放送所で必要な電力の50%を供給できる見通しだという。2メガワットの整備が完了する来年度末には、最大発電時にすべての電力を供給できる見通し。