ソフトバンクグループで同期型オンラインストレージサービス「SugarSync」を提供するBBソフトサービスは2月15日、書籍スキャニングサービス「ScaNow」を展開するエージェントゲートと業務連携を開始した。

これにより、同日にエージェントゲートが提供を開始した個人向け「写真のスキャニング電子サービス」、法人向け「社内文章のスキャニング電子化サービス」のユーザーに対し、SugarSyncを使ってデータ納品を行うメニューを追加する。

ScaNowは2010年8月にスタートした書籍スキャニングサービスで、一般向けから法人向けまで幅広くスキャニング事業を展開している。

SugarSyncとScaNowを連携させることで、PCやスマートフォンなど複数のデバイスで電子書籍やさまざまなデジタルデータにいつでもアクセスできる環境の提供が実現されることから、同社は顧客の利便性を向上するとともに市場を活性化させることを狙っている。

今回の業務連携を皮切りに、両社は両サービスにおける共同プロモーションの実施、ユーザーに対するインセンティブを提供する連携を展開していく予定。また、今回のScaNowで始まる法人向けのサービスとの連携は、現在BBソフトサービスで進めているSugarSyncの法人展開の布石の1つとなる。

ScaNowの画面