ユタカ電機製作所は、ラックマウント型オンライン(常時インバータ)方式UPSの「Super Powerシリーズ」に、AC100Vで出力容量が3,000VA/2,500Wの「UPS3010SP」と、AC200Vで出力容量が6,000VA/5,000Wの「UPS6020SP」を追加し、販売を開始した。価格は、UPS3010SPが380,000円(税別)から、UPS6020SPが840,000円(税別)から。

「UPS3010SP」

「UPS6020SP」

従来品は3Uサイズであったが、UPS3010SPは2Uサイズとし、UPS6020SPは3Uサイズと従来と同サイズながら出力容量を5,000Wに増やしている。UPS3010SPは入出力AC100Vが標準で、工場出荷時の設定でAC110V、115V、120Vに設定変更が可能。また、UPS6020SPは入出力AC200Vが標準で、こちらも同様にAC220V、230V、240Vへ設定変更が可能。

また、電源事情にあわせて運転モードが自動で切り替わり、エコモードを選択すれば交流入力が安定している場合、商用給電になりインバータを停止、電圧の異常を感知すると自動的に無瞬断で給電品質優先モード(常時インバータ運転)に切り替わる。また、状況に応じてエコモードに自動で戻り無駄な電力を低減する(特許出願中)。

オプションの監視ソフトウェアやネットワークボードを利用すると、スケジュール運転や電力の使用状態を監視できる。外形寸法は、UPS3010SPが434×85×635mm、UPS6020SPが434×128×697mm。