アームズは、OSに依存しないRAID0/1対応RAIDコントローラ「EZ-RAID AER-1200LP」を開発、販売を開始したことを明らかにした。

同製品は、マザーボード上のSATAIIコネクタとHostコネクタを接続しRAID HDD用SATAIIコネクタにストレージを2台接続することでOSに依存することなくRAID1またはRAID0を実現することが可能となるというもの。SATAIIをサポートしたマザーボードとOSで使用可能なため、デバイスドライバは不要となっている。

製品梱包内容

また、現在使用中のハードディスクをミラーリング(RAID1)で構築できる「EZ-RAID1モード」を用いることで、RAID構築の経験がなくてもミラーリングが出来るようになっている。

取り付け方法は、5インチベイおよび3.5インチベイのほか、ATXブラケット使用PC-Express ×1、Low profileブラケット使用PC-Express ×1と用途に合った取り付けが可能で、コントローラの電源も、5インチベイ、3.5インチベイ取り付け時はMini-4pin電源からPC-Express ×1取り付け時はPC-Express ×1スロットから供給するように出来ている。

3.5インチベイでの取り付けの場合

5インチベイでの取り付けの場合

PCI Express ×1(Low Profileブラケット)

PCI Express ×1(ATXブラケット)

さらに、Windows用のユーティリティが付属しており、RAID障害のE-Mail通知機能などの設定が出来るほか、RAIDモードならびにドライブの状態はLEDで確認することが可能となっている。

フロントパネル。左側のLEDが電源およびHDD LEDインジケータ。中央がRAIDモード設定用DIPスイッチ。右のLEDがRAIDモードLEDインジケータ

なお、価格はオープンだが、市場想定価格としては1万6000円前後としている。