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Twitterのアカウントが乗っ取られ誤った津波警報が伝えられたというニュースが複数のメディアに掲載されている。インドネシアの地元のメディアが報道したニュースを他のメディアが伝えているという。たとえばMashableに掲載されたFake Tsunami Warning Sent from Hacked Twitter Accountによると、アカウントが乗っ取られたのはインドネシア大統領の災害管理アドバイザを務めるAndi Arief氏のアカウント。乗っ取られたアカウントから"Besok jakarta tsunami (明日、ジャカルタに津波警報)"といったメッセージが流されたという。ジャカルタはインドネシアの首都。

さいわい乗っ取られたアカウントはすぐに正常な状態に戻り、流された情報は誤った情報であることが伝えられたという。記事の説明によれば、Andi Arief氏は熱心なTwitterのユーザあるとともに、インドネシアにおける災害管理の権威だという。2010年10月、インドネシアでは数百名の死傷者を出した津波被害が発生したばかり。同氏のアカウントから誤った津波警報が流されたことで、多くのTwitterユーザを通じて恐怖が波及していったことになる。

記事ではこれはTwitterの危険性を示すひとつの例と紹介している。Twitterは情報を素早く広く伝えるのに役立つツールだが、誤った情報も素早く広がってしまうという面も持っている。