アイシェアは11月9日、20代から40代の男女665名を対象に実施した「ネットスラング」に関する調査結果を発表した。同調査では、回答者に対し、20個のネットスラングに対する認知度を測っている。

ネットスラングとは、インターネット利用者の間で独自に作り出され、広まった用語。さまざまなネットスラングがあるが、インターネットに精通している人のみが知っている言葉から一般用語と同等に定着しているものまで幅広い。

2ちゃんねるやそのまとめサイトなどの閲覧経験を尋ねたところ、「頻繁にある」と答えた人が24.8%、「たまにある」と答えた人が47.1%となり、『ある』という回答者の割合は71.9%となった。また、ミクシィなどのSNSを利用することが『ある』人は、「頻繁にある(23.9%)」「たまにある(31.4%)」の合計の55.3%となった。

さらに、20個のネットスラングを示して知っている言葉があるかどうかを尋ねたところ、82.9%が「ある」と回答した。

ネットスラングを知っている回答者に対し、20個のネットスラングのうち知っているものをすべて答えてもらったところ、最も認知度の高かったのは「ぐぐる」(92.2%)だった。これに、「orz(81.7%)」、「DQN(73.1%)」、「ワロス(71.5%)」、「痛車(65.9%)」が順に続いた。

20位の「ksk(28.3%)」以外はすべて40%以上の認知度となっており、ネットスラングは浸透しているようだ。年代別に見ると、20代では20個中19個のネットスラング認知度が50%以上だったのに対し、40代は50%を超えるネットスラングが4個のみと、対照的な結果となった。

以下のネットスラングの中で知っているものは?(複数回答) 資料:アイシェア