PFUは、PCやサーバだけでなく、プリンタ、ネットワーク機器のほか、iPad/iPhone、Android端末などのスマートフォンにも対応したIT機器管理アプライアンス「iNetSec Smart Finder」の販売を開始した。価格はアプライアンス「iNetSec Smart Finder センサー」が1年間の無償サポート付きで18万円(税別)、管理ソフトウェア「iNetSec Smart Finder V1.0 マネージャー」が1年間の無償サポート付きで28万円(税別)。出荷開始は11月12日。
iNetSec Smart Finderは、ネットワークに接続されたIT機器を自動で把握し、その稼働状況を管理できるアプライアンス。機器の検知・把握は、同社が独自に開発した「IT機器の自動識別機能」により、IT機器をPC、プリンタ、ネットワーク機器、携帯端末などの種別で識別する。この機能は、サポートサービスとして提供される「機器自動識別辞書」を更新することにより、今後新たに発売される機器に対応する。なお、サポートサービスの料金は、センサーが18,000円/年(税別、2年目以降)、マネージャーが28,000円/年(税別、2年目以降)。
IT機器は、ネットワーク単位ごとに、そのネットワーク配下の機器構成や機器一覧として確認できるほか、配下のプリンタの印刷量推移、IT機器の稼働状況、電力使用量をグラフで確認できる。
そのほか、持ち込みPCなど、登録されていない機器を検知・遮断する不正接続防止機能も備え、検疫サーバを追加することで、検疫ネットワークも構築できる。
「iNetSec Smart Finder センサー」は、1000BASE-T対応の有線LANを3ポート持ち、最大6,000台を管理可能。外形寸法/重量は、W45.5×D198×H180mm/1.3kg。