パナソニック電工は9月14日、中国の大連市で低炭素住宅プロジェクトを開始することを発表した。2012年度までに、同社が提供する省エネ製品を活用した住宅約5,000戸の建設を目指す。
同社は2003年より、大連市の大手不動産デベロッパー・億達集団有限公司との共同出資で、「パナソニック電工・億達装飾工程大連」を立ち上げ、事業を拡大してきた。今回、億達との連携を強化し、内装製品の提供や工事にとどまらず、パナソニックグループの省エネ製品の積極的な採用、中国市場向け製品の共同開発など、戦略的な協働を進める。
2011年1月には、両社の協力下、大連市に低炭素住宅を一般の方が体感・見学できるショウルームを建設する予定。
パナソニック電工は、システムキッチン「リビングステーション」、住宅用LED照明、睡眠環境システム、住宅用調湿パネル「さらっとイーパネル」、食器洗い乾燥機、冷蔵庫、熱交換気システムといった省エネ製品を提供する。