ミクシィは8月16日、同社が運営するSNSサービス「mixi」ユーザーへのアンケート調査を実施。同調査では、年代が若くなるにつれ、写真を通じて「ほめられたり、友人とつながったりしていたい」という意識が強くなるという傾向が判明した。

同調査(「mixiへの写真投稿から読み取る 若者の実態調査」)は、mixi内に写真を投稿している(「mixiフォト」機能を使用したことがある)15歳から39歳の男女1,653人を対象として実施されたもので、調査期間は2010年7月23日~26日となっている。

調査結果では、「mixi上への写真投稿(枚数)」の平均は15.5枚/月となり、男性の方が若干多いという結果となった(男性平均: 17.3枚/月、女性平均: 14.7枚/月)。

また、「mixiに写真を投稿する理由」は、「自分の近況を友人に報告する」が67%と多数を占め、写真の内容については、男性は「自然、花や道端の写真」(62.6%)、女性は「食べ物」(53.8%)がそれぞれ最も多いとされている。

「写真を通じたコミュニケーションと世代傾向」に関しては、自身が投稿した写真に対して「コメントが欲しい」と回答した割合が、高校生: 78%、19-20歳: 70%、20代: 69%、30代: 62%と若い世代ほど高くなっている。

同調査では、とりわけ7割以上が「コメントが欲しい」と回答した高校生~20歳の、いわゆる"ゆとり世代"について、「ほめられたい、つながっていたい」という願望が強いという見解を示している。

世代が若くなるほど投稿した写真に対する「コメントが欲しい」という結果に(資料: ミクシィ)