サイボウズは8月2日、全社員を対象とした在宅勤務制度の試験導入を開始したと発表した。

今回の試験導入は、「雇用機会の創出」「業務効率の向上」「ライフ重視の支援」が目的とされ、実施期間は2010年8月2日~2010年10月31日となっている。

試験導入期間における対象社員の在宅勤務は「原則として1ヵ月あたり4日まで」とされており、在宅勤務の際は同社の「サイボウズ リモートサービス」(ASP型簡易VPNサービス)を利用することが前提となる。

同社はすでに最長で6年の育児休業制度や選択型人事制度などを整備しているが、今後も「より働きやすい職場を目指し、様々な制度を検討していくとともに、多様な働き方を実現するITツールを提供する企業として、国の推進するワーク・ライフ・バランスの支援にも貢献する」としている。