三井情報は7月23日、IFRS(国際財務報告基準)に関して同社が独自に開発したコンサルティングツールやノウハウを提供するための「IFRS研究フォーラム」を同日付で発足させたことを発表した。

同フォーラムの参加対象は「企業のCFOや経理部、情報システム部、内部統制部をはじめとするIFRS関係者」とされており、登録無料の100名規模の会員制組織になるいう。

同フォーラムでは、9月から本格的な研究会が開催される予定となっており、IFRS体系を実践的に学習できる講座(無料)や企業のIFRS対応状況に関する調査レポートなどが提供される。

三井情報は、「大手企業を中心に、上場企業の10%以上(同社調べ)が今年度からIFRS対応チームを作って会計の差異分析や会計方針作成に着手している」という状況下で、IFRS適用支援の必要性が高まっていることが同フォーラム発足の背景にあるとしている。