ブルーコートシステムズは7月7日、同社の帯域制御装置「Blue Coat PacketShaper」シリーズ向けに、iTunesやSafari、iPhoneのソフトウェア(Appleソフトウェア)更新時の帯域制御機能を追加するプラグインの提供を同日より開始したと発表した。
Appleソフトウェアの更新は、データ容量が100MBを超えるケースがあるが、社内ネットワーク上のマシンで社員がこれを行ってしまうと、企業ネットワークの帯域の大部分が消費されることになり業務効率を落としかねない。
同プラグインを適用すると「Blue Coat PacketShaper」でこのようなAppleソフトウェアの更新を認識できるようになる。ダウンロードする項目ごとの優先順位や日時設定が可能となっており、これによって帯域の消費量制御を実現できる。
なお同社によると、セキュリティ機能とWAN最適化機能が統合された同社のアプライアンス製品「Blue Coat ProxySG」のキャッシュ機能を併用することで、「200名の社員がiTunesをダウンロードした場合でも、ソフトウェア更新を1回で済ませることができる」というように、より効果的な帯域消費量の削減が可能になるという。