エプソンは、複写伝票印刷や連続帳票印刷などで使用する、A3横対応(136桁)のビジネス向けドットインパクトプリンタの新機種「VP-1900」、およびネットワーク対応の「VP-1900N」を発表した。6月24日より発売される。価格はいずれもオープンだが、同社のWeb直販サイト「Epson Direct SHOP」の最小構成価格は、「VP-1900」が75,980円から、「VP-1900N」が87,980円からとなっている。
なお、従来機種の「VP-1850/VP-1850N」も、2011年3月まで継続して販売される予定。
VP-1900/VP-1900Nは、インタフェースとしてパラレルのほか、USBも装備。さらに、VP-1900Nでは、100BASE-TX/10BASE-T対応の有線LANも備える。インタフェース以外は両機種の仕様は共通で、今回、新開発の「プリンタースピードエンハンサー機能」を搭載している。これにより、高速モードでの印刷が可能となり、標準モ-ドの80字/秒に対し、160字/秒の印刷ができる。複写紙は、6枚つづりまで対応。給紙は、単票はトップとフロントから、連続帳票はフロントとリア、ボトムからの「マルチパスシステム」で、「デュアルペーパーパーク」により、フロントとリアに2種類の連続帳票を同時にセットし、切り替えレバーで選択することも可能。
対応用紙幅は単票が100~420mm、連続用紙は101.6~406.4mm、郵便はがきにも対応する。対応用紙厚は、単票複写式が0.12~0.46mm、連続用紙は0.065~0.10mm(連続紙)および0.12~0.46mm(連続複写紙)。外形寸法/重量は、いずれもW670×D418×H219mm/約12.6kg。