ブロケード コミュニケーションズ システムズは5月10日(米国では4月26日)、同社のBrocade ServerIron ADXアプリケーション・デリバリ・コントローラ・シリーズについて、アプリケーション性能の可視化を実現するツールやエントリーモデルなどを追加したことを発表した。
今回新たに発表された内容は以下の3点。
Brocade Application Resource Broker
ネットワークやバーチャルマシン(VM)、アプリケーション性能の可視化を実現するツール。同ツールによって、負荷の増大に対して追加リソースを動的に割り当てることが可能になる。モニタリングや意思決定、レポーティング機能などを備え、VMware vSphere管理インタフェースのプラグインとして提供される。Brocade ServerIron ADX 1008-1
Brocade ServerIron ADX1000シリーズのエントリーモデル。追加ライセンスを購入するだけで性能向上を実現する「キャパシティ・オンデマンド機能」を搭載。ServerIron ADXソフトウェア・バージョン12.2
Brocade ServerIron ADXのIPv6 - IPv4ゲートウェイ機能を強化。リアルタイム性能測定に基づき、IPv6クライアントやレイヤ7スイッチ、FIX(Financial Information eXchange)プロトコル向けのアプリケーション配信に対して予測可能不可分散機能を利用できるようにする。
Brocade ServerIron ADX 1008-1はすでに販売開始となっており、Brocade Application Resource BrokerとServerIron ADXソフトウェア・バージョン12.2は6月までには提供が開始される予定となっている。