富士ゼロックスは、一般オフィス向けのA3対応カラープリンタ「DocuPrint C3350」を発表した。4月6日より販売され、価格は178,000円(税別)。
「DocuPrint C3350」は、従来の「DocuPrint C3050」の後継機種にあたる製品。カラー印刷は従来の8ppmから30ppm(モノクロは30ppm)に高速化された。概念的1週間の消費電力量であるTEC値は、従来機の3.66kWhから1.29kWhに65%削減し、省電力化を実現している。また、ドラムカートリッジやトナー回収ボックスをあらかじめ本体に取り付けて出荷することにより、梱包箱を小型化し、梱包材を廃止するなど環境に配慮している。
トナー節約機能も拡張され、従来の一律30%削減から、「ややうすい」(25%削減)、「うすい」(40%削減)、「かなりうすい」(60%削減)の3段階から選択できる。
そのほか、カラー文書をモノクロ印刷する場合を考慮したカラーユニバーサルプリント機能が搭載され、赤字の部分を網掛けしたり、アンダーラインを引くなど強調表示印刷が可能になっている。
最高解像度は1,200×1,200dpi、給紙容量は標準トレイで305枚(最大2,505枚)、メモリは256MB(最大1.25GB)、インタフェースは100BASE-TX(オプションで1000BASE-Tに対応)とUSB 2.0。外形寸法はW499.5×D538×H406mm、重量は44kg(消耗品を含む)。