マイクロソフトは16日、鳩山政権が支給を予定している"子ども手当"の事務作業を行なう自治体向けに、Microsoft Excel用テンプレート『子ども手当事務支援 Excelテンプレート』の無償配布を開始した。
鳩山政権が6月からの支給を目指す"子ども手当"を巡っては、自治体の事務作業負担が想定される。同社はIT利活用による自治体支援の一環として、問題を抱える自治体に対し、支給事務手続きを支援するExcel用テンプレート「子ども手当事務支援 Excelテンプレート」を無償で配布する。対象となる自治体は、制度変更にともなうシステム改修や変更が困難な自治体、システム構築が支給開始の6月に間に合わない自治体、平成23年度前後に同システムを含む業務システムを更改予定の自治体、支給対象者が1万人以下の自治体。
同テンプレートはMicrosoft Excel 2003以降に対応。こちらからダウンロードできる。マイクロソフトは以前よりNPOや教育機関を対象にOffice関連テンプレートを配布しているが、法案に合わせて自治体向けに配布するのは今回が初のケースとなる。