エプソンは、学校向けに壁掛け専用4機種を含むプロジェクタ6機種を、4月の上旬より順次発売すると発表した。価格はいずれもオープンだが、市場予想価格は14万円前後から。

壁掛け専用モデルは、「EB-460T」、「EB-450WT」、「EB-460」、「EB-450W」の4機種。投写面からプロジェクタ本体までの距離が40cmを切りながら、最大約100型の画面投写が可能。投写面の前に立つ人の真上を抜けるようにして投写するので、画面に人物の影が映りにくく、光が目に入ってまぶしく感じることもないという。4機種とも10Wのスピーカーを備えており、「EB-450WT」と「EB-450W」は2,500ルーメン、「EB-460WT」と「EB-460W」は3,000ルーメンの明るさがある。いずれも対応解像度は、最大UXGA(1,600×1,200)で、インタフェースは、映像入力がD-Sub×2、RCA/S端子、映像出力がD-Sub×1、音声入力がRCA、ステレオミニ×2、マイク、音声出力がステレオミニ。ほかにUSB×2(タイプA/B)、RS-232C、有線LANがある。「EB-460T」、「EB-450WT」は、「Easy Interactive Function」機能も搭載し、付属の電子ペンをマウスとして使い、PCの操作を投写面上で行うことができる。

「EB-460T」/「EB-460」

「EB-450WT」/「EB-450W」

市場予想価格は、「EB-460T」が23万円前後、「EB-450WT」が22万円前後、「EB-460」が19万円前後、「EB-450W」が18万円前後で、発売はいずれも5月を予定している。

「EB-825H」

「EB-825H」と「EB-825HV」は据え置きとして利用できるタイプで、3,000ルーメンの明るさがある。「EB-825HV」は、「EB-825H」に書画カメラ「ELPDC06」が付属したセットモデルで、「ELPDC06」とUSBケーブルを接続するだけで投映が可能。対応解像度は、最大UXGA(1,600×1,200)で、10Wのスピーカーが付く。インタフェースは、映像入力がD-Sub×2、RCA/S端子、映像出力がD-Sub×1、音声入力がRCA、ステレオミニ×2、マイク、音声出力がステレオミニ。ほかにUSB×1(タイプB)、RS-232C、有線LANがある。

市場予想価格は、「EB-825H」が14万円前後、「EB-825HV」が18万円前後で、発売はいずれも4月上旬を予定している。

「EB-825HV」