バンダイチャンネルは、自社で運営するアニメ・特撮を中心とした映像コンテンツ配信サイトを12月10日にフルリニューアルし、その動画配信システムをアドビ システムズの「Adobe Flash Platform」へ変更すると発表した。
同サイトでは、現在、無料映像約1,400本(2009年12月7日現在)を含め、約880作品1万4,000話のコンテンツを提供しており、その全てをFLV(Flash Video)化するという。同社は「Adobe Flash Platform」を採用することで、ブラウザベースの動画配信サービスへ移行し、より多くのユーザーの視聴が可能となり、ブログやホームページへの動画貼りこみが可能なEMBED機能なども用意、更なる視聴機会の拡大を図るという。
今回の動画配信システムには「Flash Media Server 3.5」が採用されている。これにより、ユーザー自身が帯域を選択することなく、ユーザーの回線環境に応じて配信システム側で帯域(384Kbps、768Kbps、1.5Mbps)を2秒毎に出し分け、常に最適な状態で動画を楽しむことができるという。また、Player上でも帯域の状態を確認することが可能とのこと。
また、コンテンツのセキュリティ対策として、暗号化技術のRTMPE(Real Time Messaging Protocol Encrypted)通信で著作権保護を施すことにより、安心・安全な動画配信を実現するとのこと。