10月23日、TechNetで「Windows 7の活用術」を展開している4人が主催する、Windows 7の発売を祝うホームパーティが都内で開催された。パーティには、4人の友人やマイクロソフトの社員、ゲストでマイクロソフトの樋口社長も参加した。

主催したのは、「1から始めるお母さんのためのパソコン教室」をWebで展開するさくしま たかえさん、プログラマ、SEであるかめがわ かずしさん、企業の情報システム部門に勤務する澤田 賢也さん、ユーザーサポートを行っている山田 章夫さんの4人。さくしま たかえさん、澤田 賢也さん、山田 章夫さんはマイクロソフトMVPでもある。

樋口社長とパーティを主催した4人。左から、かめがわ かずしさん、さくしま たかえさん、樋口社長、山田 章夫さん、澤田 賢也さん

マイクロソフト MVPは、マイクロソフトの製品やテクノロジに関するオンライン、オフラインで活動している個人を表彰するプログラム。自身で応募し、審査を経て認定される。18歳以上であればだれでも応募でき、2009年3月の時点で世界ではおよそ4,000名、日本では約230名のMVPがいる。

Windows 7の開発では、MVPからも多くのフィードバックがあり、修正率は一般の人の2倍になるという。

マイクロソフト代表執行役社長 樋口泰行氏

樋口社長は「日本のMVPのフィードバックは質が高く、Windows 7の品質向上に結びつけることができ、非常に感謝している。昨日、ローンチがあったが、我々が思っていた以上の盛り上がりで、私もびっくりしている。Windows 7は予約だけでVistaの販売開始からの3カ月分を超え、初日のアップグレードパッケージの売り上げもWindows 98の勢いを超えており、『いけるな』という確信を持っている。今後もMVPの方とは密に連携をとっていきたい」と挨拶した。

さくしま たかえさんは「きのう富山で量販店めぐりをしてきましたが、富山は静かでした。でも、まわりのWindows7の評判はいいです」と挨拶

山田 章夫さんは「企業むけにPCを売っていますが、VistaでなくXPを買っているユーザーが多いです。ただ、Windows 7に乗り換えたい、Windows 7が出たら買い換えようという需要が多くなっています。今回の4人はビジネス向け、ホームユーザー向け、サーバ管理者向け、開発者向けの執筆と、4人がそれぞれ特徴をもっていて、いいチームです」と挨拶

かめがわ かずしさんは「私は開発者として、Vistaを気に入っており、Vistaでプログラムを書きたいと思っていましたが、世間からは受け入れられませんでした。ただ、Windows 7はそのギャップを埋めてくれるOSになると思っています。また、Windows Server 2008 R2も2003から飛躍してよくなったので、会社でもぜひR2を導入したいと思っています」と挨拶

澤田 賢也さんは「Windows 7はこれまで以上にWindows Serveとの親和性が高く、Windows Server 2008 R2を入れてはじめて一体としてやっていけると感じています。会社では現在Linuxをメインで使っていますが、社長の許可をもらったので、これからR2に移行しようと思っています。そして、そのフィードバックをみなさんに伝えていきたいと思っています」と挨拶

なお、4人には日頃の活動をたたえ、樋口社長の直筆サイン色紙やWindows 7 Ultimate、Windows 7ロゴ入りネクタイなどがプレゼントされた。

プレゼント贈呈式の様子

パーティを主催した4人には、樋口社長と来日中の米マイクロソフト Windows & Windows Live担当 プレジデント スティーブン シノフスキー氏の直筆サイン色紙、Windows 7 Ultimate、Windows 7ロゴ入りネクタイ、Tシャツがプレゼントされた