富士通は9月25日、同日開催の代表取締役会において、代表取締役社長を交代することが決定したと発表した。新社長は、現在代表取締役会長を務める間塚道義氏が兼務する。現在、同職を務める野副州旦氏は相談役に退く。

野副氏は病気療養のため、代表取締役社長および取締役を辞任する。同氏が代表取締役社長に就任したのは2008年6月で、在職期間は約1年3ヵ月。

同氏は1971年に富士通に入社し、海外勤務を経て2001年に政策推進本部長に就任。2005年10月には経営執行役常務 兼ソリューションビジネスサポートグループ副グループ長 兼 マーケティング本部長兼ビジネスマネジメント本部長に就任した後、2007年6月に経営執行役上席常務 兼 ソリューションビジネスサポートグループ長 兼マーケティング本部長へと昇格し、2008年6月に代表取締役社長の座に就き、現在に至る。

今日19:00より、同社による記者説明会が開催されるため、詳細は追ってお伝えする。

2008年3月、野副氏代表取締役就任発表時の様子。左から、間塚道義氏、野副州旦氏