Blog of Metrics - When in doubt, sample it out

Mozillaプロダクトに関する情報収集や計測、分析を担当しているMozilla Metricsは3日(米国時間)、公開がはじまって1カ月が経過したFirefox 3.5のダウンロード総数とアクティブユーザ数を公表した。それぞれバージョン別の数値は次のとおり。なお、このダウンロード総数にはFirefoxのメニューからアップデートを実施したものは含まれていないと説明がある。

  • Firefox 2.0 (2,150万ダウンロード、830万アクティブユーザ)
  • Firefox 3.0 (4,730万ダウンロード、1,560万アクティブユーザ)
  • Firefox 3.5 (4,760万ダウンロード、1,750万アクティブユーザ)

登場から1カ月間のバージョン別ダウンロード総数とアクティブユーザ数 - Blog of Metricsより抜粋

登場から1カ月間のバージョン別顧客転換率 - Blog of Metricsより抜粋

ダウンロード総数に対するアクティブユーザの割合を計算すると次のようになる。

  • Firefox 2.0 38.6%
  • Firefox 3.0 33.0%
  • Firefox 3.5 36.8%

Firefox 2.0のリリースは10月に実施された。これは時期的にFirefoxの顧客転換率の高い時期にあたるそうだが、一方、Firefox 3.5が該当する7月は夏休みもあり顧客転換率が低い時期だという。その時期にこれだけの割合が出ていることは、従来よりもFirefoxを使うユーザの注目度が高まっていることを示唆している。Net Applicationsの報告によれば、2009年7月におけるFirefox 3.5のシェアは4.54%。