米Googleが電子メール・サービス「Gmail」のラベル機能を一新した。

最新デザインでは、これまで左コラムの一番下に置かれていたラベルが「メールを作成」や「受信トレイ」などと同じセクションに配置されている。ラベルごとの表示/ 非表示をユーザーがコントロール可能。ラベル設定に移動することなく、ラベルの削除を含めてワンクリックでポップアップウインドウからラベルを編集できる。

ラベルが左コラム上部に移動。現在、提供範囲を段階的に拡大中

また新たにドラッグ&ドロップによるラベル付けが可能になった。選択したメッセージをドラッグして、ラベル上にドロップするとラベルが追加される。これは"移動"と同じで、ラベリングとアーカイブを一度に行う作業になる。

逆にラベルをドラッグして、選択したメッセージにドロップするとラベル・ボタンと同じ操作を、複数のメッセージに対してまとめて行える。

Gmailのラベルは、電子メール・クライアントのフォルダによるメッセージ整理とは似て非なる機能だったが、ドラッグ&ドロップの追加によってフォルダ分けの感覚でもラベルを利用できるようになった。なおラベルへの新機能追加にともない、Gmail Labsを通じて実験的に提供していたRight-side Labelsの提供が終了した。