リアルコムは、企業情報ポータルを、ITとそれを支えるPeople、Process、Contentsという4つの視点で利活用度や問題点を総合的に診断する「企業情報ポータル(EIP)診断」を開始すると発表した。

「People(体制/教育)」では、情報企画体制、情報管理体制、モニタリング体制、利用促進(教育)体制を、「Process(ルール)」では、文書規定、セキュリティ、コンテンツライフサイクル、運用ルールを、「Contents(情報品質)」では、情報処理作成の作法、情報管理の作法、コミュニケーションの作法を、「Technology(IT)」では、ポータル、企業内検索、ECM、コラボレーション、個人ツールをチェックする。

調査対象となる情報基盤は、ポータルのほか、ファイルサーバ、メール、検索、ECM(Enterprise Content Management)などだ。

調査対象となる情報基盤

診断は、事前調査票の記入と350項目にのぼる担当者インタビューによって行われ、A3一枚のレポートにまとめられ報告される。診断書には、総合判定、今後へのアドバイスのほか、ツールマトリクスや個別項目のコメントなどが記載される。

診断書

期間は1週間で、価格は1社あたり30万円となっている。