The FreeBSD Release Engineering Teamは5月4日(現地時間)、FreeBSD 7.2を正式リリースした。7系になってからは3度目のリリースであり、当初から予定されていた開発スケジュールにほぼ即した形での正式公開となった。
FreeBSD 7.2における主なハイライトは以下の通り。
- アプリケーションメモリのスーパーページの透過的使用をサポート
- jailsにおける複数IPv4/IPv6アドレスのサポート
- csup(1)によるCVSModeのサポート(CVSリポジトリの完全取得)
- GNOMEが2.26に、KDEが4.2.2に、それぞれアップデート
- sparc64アーキテクチャがUltraSPARC-IIIプロセッサをサポート
対応アーキテクチャはamd64、i386、ia64、pc98、powerpc、sparc64となっている。ISOイメージは各国のミラーサイトのほか、BitTorrent経由でも入手できる。