NECと日本オラクルは、企業の各種データを分析・加工して意思決定に活用する、ビジネス・インテリジェンス(BI)領域での協業に合意したと発表した。
NECは今回の協業により、Oracle BI導入に関心があるユーザーに対して、「BI有効活用支援サービス」を新たに提供する。具体的には、「BIグランドデザイン設計支援」「BI教育」「HWサイジングサービス」「SIサービス」の各サービスを提供する。
「HWサイジングサービス」は、ユーザーの利用頻度から、無料でBIサーバの仕様決定を支援するもので、「SIサービス」は、案件が具体化し、本格的な導入が決定した場合に、SIを実施する有償サービス。
また、オラクルが進めるDWH向けにソフトウェア、サーバ、ストレージ、ネットワークの最適構成を作成する「Oracle Optimized WarehouseInitiative(OWI)」にNECも参加。NECは、サーバ「Express5800シリーズ」、ストレージ「iStorageシリーズ」、FCスイッチ、データベース、OSの組み合わせで、最小構成の希望小売価格2048万7,200円(税別)から提供を行う。
NECでは、今後3年間で100システムの販売を見込んでいる。