大阪府警は9日、わいせつ行為の映像をライブチャットで不特定多数に閲覧させたとして、運営会社の男性社員ら17人を公然わいせつの疑いで摘発、大阪地検に送検したと発表した。わいせつ行為は主婦らに自宅で行わせ、ライブ公開していたという。

大阪府警によると、容疑者らは「ライブチャットViVi」において、「チャットレディ」と称する主婦らに自宅でわいせつな行為を行わせ、その映像を不特定多数の男性会員に有料で閲覧させた疑い。

大阪府警では、2009年2月10日にライブチャットViViを摘発。これまでに、サイト運営責任者ら17人を大阪地検に送検した。

警察庁と大阪府警は、同サイトに「このサイトの運営会社の責任者及び出演女性が、公然わいせつ罪で逮捕されました。このようなサイトを利用することは、犯罪を助長することになりますので、利用しないでください」との警告文を表示。

警察庁と大阪府警が「ライブチャットViVi」に表示した警告文

さらに、「また、このようなサイトでわいせつな行為をWebカメラ等で撮影したものを送信したり、チャット等でわいせつな行為を要求したりする行為は犯罪です」と同様の行為をしないよう呼びかけている。