動画投稿サイト「ニコニコ動画(ββ)」を運営するニワンゴは21日、第9回「国際ニコニコ映画祭 in 沖縄」選考会の結果を発表した。応募のあった285作品の中から、賞金53万円の「ニコニコ大賞」には『よしもとファイターやってみた』、同25万円のビリー賞には『歪音エナを調教してみた』が選ばれた。
ニワンゴでは「国際ニコニコ映画祭」を過去8回に渡り開催。今回は、3月19日~22日に開催された「沖縄国際映画際」とのコラボレーション企画「国際ニコニコ映画祭 in 沖縄」として開催。
「テーマ部門(テーマ:ニコニ・コモンズを使って)」「オープニング動画部門」「自由部門」で作品を募集。賞金総額は過去最高となる102万4,000円、作品応募総数は285作品だった。
沖縄県北谷町に設置された「サンセットビーチ特設ステージ」で3月20日に審査会を開催。特別審査員として世界のナベアツ氏、ハイキングウォーキングの二氏、R藤本氏が参加。特別コモン審査員としてビリー・ヘリントン氏も参加し、選考を通過したノミネート11作品について審査が行われた。
賞金53万円の「ニコニコ大賞」は『よしもとファイターやってみた』、同25万円のビリー賞には『歪音エナを調教してみた』が受賞。
賞金12万円の「世界のナベアツ賞」には、『村上首相定例記者会見』『[世界のナベアツ]声 カッターで社会を斬る』の2作品が受賞。
審査会をライブ中継したニコニコ生放送での総来場者数は約2万2,000人、コメント総数は44万4,000以上となり、「こちらも過去最大規模の盛り上がりをみせた」(ニワンゴ)。
生放送を視聴するユーザーからの投票で受賞作品が決まる「ユーザー賞」では、上位2作品がまったく同じ得票数(1,729票)となる珍事も発生。一方が大賞受賞作品だったため、もう一方の作品である『草』がユーザー賞を受賞した。
受賞した5作品と、ノミネートされたものの受賞を逃した6作品、審査員による実際の審査風景の動画が、「国際ニコニコ映画祭」の公式Webサイトで視聴可能となっている(審査風景は近日公開予定)。
「国際ニコニコ映画祭」の公式Webサイトはこちら。